「うつわ祥見」さん 


8月の始めに鎌倉の器やさんが札幌で展覧会を開いていました。
そのお店の事は数年前に何かの雑誌で見て知りました。
私は焼物の知識がほとんど無いので、鎌倉の器のお店って敷居が高そうだな、と思ったのですが、写真の器がどれも素敵だったのでずっと心の中にありました。
北海道でも何度か展覧会を開かれているのですが、私は今回初めて見ることができました。
実際に見て感じたのは、どれも特別なものじゃないけれど「おしゃれでセンス良く」とか「〜風な」というような軽い物ではなくて誠実ででも頑固ではなくおおらかに感じるものばかりだなぁという事でした。
特別変わった色や形ではないけれど、何かを感じることができるのは、それぞれの作家の方が「デザイン」とか「流行」とか小手先のものじゃなくそれぞれの「創りたいもの」に誠実に創っているからなのかなぁ。
自分の仕事の方向を考える時にも心に留めておきたいと思える展覧会でした。


ちょうどT氏の誕生日が近かったのでめしわんをひとつ選びました。
ちゃんと自分で選んだ器の「使って知る良さ」を感じていけたらいいなと思います。
少しずつ増やしていきたいなぁ。
増える前に割ってしまわないように気をつけます!


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