「古代の草木染め」と「一日講習」

*ただ今織り機に空きがあります。教室案内はこちらから

ここ数週間準備をしていた札幌大学での授業が今日無事終了しました。
札幌大学でお仕事をさせて頂くのはこれで3回目で今年2度目の機会だったのですが、1回目よりは少し上手くなったかな?
授業の事で頭がいっぱいで、カメラを持って行くのを忘れてしまい写真がありません・・・。
今週は普段の講義とは少し違う授業が行われるスペシャルウィークということで、「古代の草木染めを学ぼう」という授業のお手伝いをさせて頂きました。
前回もお世話になった田中先生と共に、文学に出てくる染めの話と、その染めってどういうものか、という内容で進めました。
田中先生は源氏物語に出てくる紫草と紅花の解説、私は染めってどういうものなのかという説明と、染めている様子を写真で紹介、それから実際に染料を使って色の実験と、糸車を使って綿の糸紡ぎの体験などを行いました。
今日やったばかりなので、記憶がしっかり残っていて詳しく書きたい気もしますが、長くなるので・・・やめておきます・・・。
この講義の下準備として紫根、茜、紅花で絹糸を染めました。
紫根は水で抽出したものと、アルコールを使った物、京紫と呼ばれる赤味の強い色と江戸紫と呼ばれる青みの強い物を染めました。


先週の織り一日講習は、前日から雪だったので荷物運びなどちょっと大変でしたが、こちらも無事終了しました。Hさん、お手伝いありがとう!
参加してくれた皆様、雪の中ありがとうございました。
中国からの留学生が2人いたのですが、スタートがちょっと遅かったので時間までに織りあがらず、後日私の家に来てもらい織り上げて行かれました。
9月に来たばかりなのにとっても日本語が堪能なお二人。
家までの簡単な地図を書いて渡し、バスの番号は後で連絡します、と言ったところ、「自分で調べますよ」との答え。
家に来られた時に手にされていた私の書いた地図を見せてもらうと、そこには私の書いた間違いのバス停名がきちんと修正されていて、さらに目印になる建物が追加されていました・・・(^_^;。 しっかりしなきゃなぁっ。



とりあえず期日のあるお仕事がひと段落しました。
この後はまた次のチャレンジに気持ちを向かわせたいと思います。