捩り織り(もじりおり)



Dさんの捩り織りのストール。
一般的な織物では、隣り合った経糸(タテイト)は一定の密度を保って並列した状態で緯糸(ヨコイト)を打ち込んでいきますが、捩り織りは経糸が左右に交差した状態で緯糸を打ち込みます。
捩った部分は緯糸が奥まで打ち込めないので隙間ができます。
捩り織りは捩り方の違いによって、紗、絽、羅などがあります。
隙間の空く組織で風を通すので、夏の着物や帯に使われる織り方ですよね。
織る時は専用の道具もあるのですが、それほど細い糸でもなく布のアクセントとして使いたい時は編み棒や物差しなどを使います。
今回は張りのあるシルクの糸で涼しげな夏のストールができました。

この糸ホントにいいなぁ。
この生成りの色が良くて染めない方がいいみたい。
去年は皆さんレース織りに使ってましたね。
たんぽぽで染めた糸でした。
http://d.hatena.ne.jp/souwork/20070802#p1
私だったら・・・どう使うかな・・・。