不思議な場所

去年の秋から続いている博物館めぐりは、去年ほど頻繁ではありませんがコンスタントにずーっと続いています。
ずいぶん行ったので最近では展示内容を見てここはいい博物館だ、とか分かるようになってきました。
丁寧で掘り下げた内容の所もあるし、テキトーにそれらしい物を集めてきて部屋を埋めていっただけの所もあります。
博物館の他にもアイヌのチャシの跡だとかストーンサークルなども行ってみたりしています。
そういう所って小高い丘の上だったり、なんとなく気持ちのよい感じのする場所が多い気がして、昔の人も同じような感覚でその場所に作ったのかなぁなどと思ったりします。
先月行った「キウス周堤墓群」は3000年前のお墓だそうです。
こんな大きな円形をしたくぼみがいくつもあって、とっても不思議な場所でした。

円の中に入ると周りの音が聞こえにくくなるからなのか、木漏れ日がちょうどよいからなのか、昔のお墓だって分かってるからなのか、時間の流れが無いような不思議な空気が流れています。
3000年前、どんな風に弔っていてどんな雰囲気の場所だったのかはわからないけれど、神聖な場所だったんだろうなぁ、と思いました。
写真見てると妖精か何かが出てきそうだなぁ。
ああ、もののけ姫の木霊（こだま）がぴったりかも（笑）。