クラフトフェアまつもと

フェアが終わり、昨日札幌に帰ってきました。
松本では本当にたくさんの人に出会うことができました。
想像以上の人出でした。
あまりのたくさん人にあたふたしてしまい、きちんとした対応ができなかった場面も多々あった気がします。
中途半端な受け答えをしてしまった方、大変失礼しました。

今回はかなり無理をしての参加でした。
正直、行きの飛行機に乗ってもまだ「本当に行く事は正しいのだろうか？」と考えていました。

実はフェア1日目は子供の運動会の日でした。
選考の頃はまだ確定ではなくたぶんその日とのことでしたが、新学期になって日程が発表されると29日でした。
小学校最後の運動会、しかも今年は児童会の副会長になり閉会式で挨拶をする事にもなり、ずいぶんずいぶん悩みました。
悩んだ結果、「試してみたけれどなかなか上手くいかない事が多く、今何か動き出さなくては次に続かない」という思いから行く事に決め、その理由を家族に説明しました。
行く事に決めて準備を始めてからも、そこまでして行って何も成果がなかったらどうするんだろう・・・とずっと重たい気分でいました。
全然売れなかったら・・・誰の気にも留めてもらえなかったら・・・。
でも逆にそこまでして行くのだから必ず何かを得てこよう、と覚悟も決まりました。

そして終わった今、思い切って行って良かったと思える成果を得られたと思っています。
私の織ったものを気に入ってくれて買ってくれた方や、細かい所までよく見てくださる方など、たくさんの出会いがありました。
多くの方に、実際に手にとって織った物を見ていただけるという事は本当に意味のあることなんだなぁ、と思います。

昨日の夜、留守中のメールを見ていたら、松本で私の作品を見てくれた方からのものがありました。
私の織ったものを見て、足を止めてくれて、糸の使い方までしっかり見てくれて、感想を書いてくださるという事が本当に嬉しかった。

松本で出会った皆さん、気に入って選んでくれた方、フェアのスタッフの方々、手伝ってくれたkeikoさん、mithikoさん、応援してくれた家族に心から感謝します。