キレイに仕上げる

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毎週通ってきてくれる3年生のRちゃん。
最初に太めウールの糸で織ってバックに仕立て、次に裂織りのコースター、そして今はマフラーを織っています。
整経、経巻き、ソウコウ通し、筬通し、などの織る準備もコツコツこなしています。
ソウコウ通しなどは結構大変で面倒だと思うけど、自分なりのやり易い方法を考えながらやっているのがわかります。
最初のウールのバックの時は織るのが楽しくてどんどん織って一気に仕上げてしまいましたが、コースターからは布の耳が気になるようになってきました。
裂織り用に持って来てくれた布は引っ張ると伸びるものだったので、耳をキレイにしようと引っ張りながら織ると織り幅が縮んでしまい、その辺もちょっと納得いかないようでした。
今やっているマフラーでは織る準備が終わった日、もう遅い時間だったのだけど織りたそうだったので織ってもいいよ、と言ったら嬉しそうに10センチくらい織って帰りました。
でも次の週、織った部分の耳や織りムラが気になるようで全部ほどいてしまいました。
嬉しくて勢いで織ってしまったみたいです。
集中できる時間もあるので無理しない方がいいのかな。
今週は無理せずそれでも30cm位織って帰りました。
マフラーは140cmの予定なのでまだかかりそうだけどゆっくりていねいに進めていこう・・・。
小さくてもキレイに仕上げたいって気持ちがちゃんとあるんですよね。
こちらもキレイに仕上げるコツをきちんと教えてあげなきゃなと思いました。



子供の頃、クロスステッチが好きでキットを買ってもらってよくやっていたのですが、刺繍糸を一度一本一本ばらしてからもう一度合わせて使うとキレイに仕上がることを教えてもらい、必ずやっていた事を思い出しました。
面倒になってやらないと糸に撚りがかかった感じになってひとつひとつの×がキレイにできないんですよね。
クロスステッチに興味を持ったのは小3の時叔母の家で見た大きい馬の絵の額に感動したからでした。
リアルな馬の絵がよく見ると微妙に色の違う小さな×で出来ている事にびっくりしてすごいなぁと思ったことを覚えています。
今思うとリアルな馬の絵の刺繍って(^_^;って感じなんですけどね・・・。



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