藍の生葉染め・2011

*ただ今織り機に空きがあります。教室案内はこちらから

今年も保育園で生葉染めが行われました。

 2008年の様子  2009年の様子

今年は私はお手伝いをしていなくて、もう完全に先生方だけで準備して染めています。
染めているところを見に行くと、液の調整(木綿を染めるので調整が必要)も上手くいってキレイに染めていました。
子供たちのお母さんがTシャツの絞りなどをしてくれてるのですが、
毎年のことで慣れてきたのか、すごく細かい絞りだったり、高度な板締めがあったり。
楽しんでくれているようでうれしい。


私はお手伝いもしていないのに藍の葉を頂いてきました。

毎年、納得のいかない染まり具合の糸が1かせや2かせあるのですが、今年はなんとか全部良く染まったと思います。
本当は糸のカセを50〜100g位の小さなカセに巻きなおして染めるといいのだけど、なかなか時間がかかるので、
大きなカセのまま染められるように毎年いろいろ試してたら、だんだん少ない葉で濃く染められるようになってきました。
最近はウール250g位ならなんとか染められます。
生葉染めはミキサーで葉を砕いて染める事が多いのではないかと思いますが、私は使っていなくて、その方法がいいのかどうか毎年悩みながら染めています。
濃い色に染めることはできるけど、退色やウールの糸の傷みなどはどうなんだろう。
来年はミキサーを調達して染め比べしてみたいな、と思っています。
それにしても生葉染めは体力を使います。
葉がしおれてしまうので、その日のうちにたくさん染めようとするし、
私は葉を手で揉んで染液を作るからなおさらなんだけど、もっと年をとったらつらいなぁ!
でも生葉染めはなぜか特別です。
ずっとやっていきたいなぁ、と思う。
今年は時間がなくて染められないかな、と思っていたのに染められて良かったです。



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