二重織り

*ただ今織り機に空きがあります。教室案内はこちらから
 

教室で二重織りのサンプルを織っているところです。
写真ではわかりにくいですが上と下2枚に分かれた布を織ることができます。
右か左どちらかの端をつなげるように織って機から下ろして広げると倍幅の布になるし、
両端をつなげるように織るとチューブ状の布になります。裏の色を表に出すこともできます。
今回はアシュフォードの卓上機を使いました。
この機はレバーを使ってソウコウを動かします。
タイアップができないので織るのが少し大変ですが織りの組織を理解するのにはわかりやすいと思います。
私も久しぶりの二重織りだったので最初本とにらめっこでした。
その本にもいろいろメモが貼り付けてあったり、注意の書き込みがしてあるのですが
自分で書いておきながら何を意味しているのか不明だったり・・・。
織りながら解読して「あ〜そういうことか」でまたその事をメモし・・・(^_^;
ちょっとややこしい二重織りですが、わかると「あ〜そういうことなの〜!」となってなかなか楽しいです。
特に裏の色を表に出すものは難しいけどおもしろいです。
二重織りでどんな作品を作るかはわからないけれど、どんな感じなのか一度やってみたいという方いらっしゃいましたら
サンプル織り用に糸をセットしますので体験してみてください。
きっと「わ〜すごい!!」って思いますよ!


先日、二重織りの本をお借りしました。
海外のもので色もデザインもすごくキレイでした。(ドイツでしたか?)
4枚ソウコウではできないものも多かったのですが、色や素材を工夫していろいろ楽しめそうでした。
かなり奥の深そうな二重織りです。



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